実家じまいの教科書【第8回】実家は売る?貸す?残す?後悔しないための3つの選択肢
実家じまいを進める中で、多くの方が悩まれるのが、
「この家を今後どうするべきか?」
という問題です。
親が住まなくなった実家を前に、
- 売ったほうがいいのか
- 誰かに貸せるのか
- そのまま残しておくべきか
判断に迷う方は少なくありません。
実家には資産価値だけでなく、思い出や家族の歴史も詰まっています。
だからこそ、感情だけで決めるのではなく、現実的な視点も持つことが大切です。
今回は、実家じまいでよくある3つの選択肢について、それぞれのメリットと注意点をご紹介します。
① 売却する
最も選ばれることが多いのが売却です。
特に、
- 誰も住む予定がない
- 遠方で管理できない
- 維持費を減らしたい
という場合、売却は有力な選択肢になります。
売却のメリット
- 固定資産税の負担がなくなる
- 空き家管理の必要がなくなる
- 現金化できる
- 相続時の分配がしやすい
特に兄弟姉妹がいる場合、不動産を現金化することで分けやすくなるケースもあります。
売却の注意点
一方で注意点もあります。
- 思い出がなくなる寂しさ
- 希望価格で売れない場合がある
- 家財整理が必要になることが多い
また、築年数が古い場合は、
- 古家付き土地として売る
- 解体して更地にする
など、売り方の検討も必要です。
② 賃貸として貸す
「売るのはまだ迷う」
そんな方が検討するのが賃貸活用です。
例えば、
- 戸建て賃貸
- 駐車場活用
- 事業用利用
などの可能性があります。
賃貸のメリット
- 家を手放さずに済む
- 家賃収入が期待できる
- 将来また使える可能性がある
思い出のある家を残したい方には魅力的です。
賃貸の注意点
ただし賃貸には条件があります。
- 立地が悪いと借り手がつかない
- 修繕費が必要になる
- 管理が必要
- 空室リスクがある
特に古い住宅では、貸し出す前の修繕費が高額になる場合もあります。
③ そのまま残す(保有する)
「まだ決められない」
という場合、しばらく保有する選択肢もあります。
急いで判断する必要がないケースもあります。
保有のメリット
- すぐ決断しなくていい
- 親族の帰省場所として使える
- 思い出を残せる
感情面では安心感があります。
保有の注意点
しかし、最も注意が必要なのもこの選択です。
残しておくだけでも、
- 固定資産税
- 草刈り
- 修繕費
- 防犯対策
- 定期管理
などが発生します。
つまり、
「何もしない=コストゼロ」ではありません。
どの選択が正解なのか?
実は、
絶対的な正解はありません。
大切なのは、
- 家の状態
- 立地
- 家族構成
- 相続状況
- 将来設計
を踏まえて判断することです。
例えば、
駅近で需要があるなら賃貸。
管理が難しいなら売却。
まだ家族で決めきれないなら一時保有。
このようにケースによって最適解は変わります。
判断に迷ったら専門家に相談を
実家じまいでは、
「感情」と「現実」
の両方を考える必要があります。
一人で判断すると迷いやすいため、
- 不動産の専門家
- 空き家管理の専門家
- 実家整理の専門家
などに相談することで、選択肢が見えやすくなります。
家活かす.comへご相談ください
家活かす.comでは、
- 実家整理
- 家財整理
- 空き家管理
- 不動産売却相談
- 墓じまい
- 永代供養
までワンストップでご相談いただけます。
「売るべきか迷っている」
「貸せるのかわからない」
「まだ決断できない」
そんな方もお気軽にご相談ください。
次回予告
実家じまいの教科書【第9回】
「実家じまいと墓じまい|一緒に考えたい供養の問題」
実家じまいを進める中で、お墓の問題に直面する方も増えています。次回は墓じまいと永代供養についてわかりやすくご紹介します。

