実家じまいの教科書【第4回】親が元気なうちにやっておきたい実家じまい準備5選
実家じまいというと、
「親が亡くなった後に考えること」
と思われがちですが、実際には親が元気なうちから準備を始めることがとても重要です。
親が元気なうちであれば、
- 本人の希望を聞ける
- 家族で話し合える
- 必要な書類を確認できる
など、多くのことをスムーズに進めることができます。
今回は、将来の負担を減らすために、親が元気なうちにやっておきたい実家じまい準備をご紹介します。
① 家や土地の権利関係を確認しておく
意外と多いのが、
「父の名義だと思っていたら祖父名義のままだった」
というケースです。
不動産の名義が複雑になっていると、売却や相続の際に大きな手間がかかることがあります。
まずは、
- 土地の名義
- 建物の名義
- 固定資産税の納税者
を確認しておきましょう。
② 家族で今後について話し合う
実家じまいで最も大切なのは家族間の意思確認です。
例えば、
- 将来誰かが住む予定はあるのか
- 売却を考えているのか
- 賃貸として活用するのか
- 空き家管理を続けるのか
などを話し合っておくことで、将来のトラブルを防ぐことができます。
実家の話はなかなか切り出しにくいものですが、元気なうちだからこそ冷静に話し合うことができます。
③ 大切な書類の保管場所を確認する
いざ相続や売却の手続きが始まると、
「どこに何があるかわからない」
という状況になることがあります。
特に確認しておきたいのは、
- 権利証
- 登記識別情報
- 固定資産税通知書
- 保険証券
- 預金通帳
- 年金関係書類
- 遺言書
などです。
家族が把握できる場所に整理しておくと安心です。
④ 不要な物を少しずつ整理する
実家じまいで大変なのは、実は建物よりも家財整理です。
何十年も暮らした家には、
- 家具
- 家電
- 衣類
- 食器
- 趣味用品
- 思い出の品
などが大量にあります。
一度に片付けようとすると大きな負担になります。
親が元気なうちから、
「今日は押し入れ一つだけ」
というように少しずつ整理していくのがおすすめです。
⑤ 親の希望を聞いておく
実家じまいを進めるうえで最も大切なのは、親の気持ちを尊重することです。
例えば、
- 家をどうしてほしいか
- 仏壇はどうするか
- お墓はどうするか
- 大切にしている物は何か
などを聞いておくことで、後悔の少ない実家じまいにつながります。
元気なうちだからこそ聞ける話があります。
実家じまいは「親孝行」の一つかもしれません
実家じまいという言葉には少し寂しい印象があるかもしれません。
しかし実際には、
「親の想いを確認し、将来の負担を減らすための準備」
でもあります。
早めに準備を始めることで、
- 家族の負担を減らせる
- 相続トラブルを防げる
- 空き家問題を回避できる
という大きなメリットがあります。
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次回予告
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