実家じまいの教科書【第2回】実家じまいは何から始める?最初に確認したい7つのポイント

実家じまいを考え始めたものの、

「何から手を付ければいいのかわからない」

という方は少なくありません。

実家には家財道具だけでなく、不動産や相続、家族間の話し合いなど、さまざまな問題が関わってきます。

慌てて片付けを始めてしまうと、後になって「捨てなければよかった」「先に確認しておけばよかった」と後悔することもあります。

今回は、実家じまいを始める前に確認しておきたい7つのポイントをご紹介します。


① 誰が所有している家なのか確認する

まず最初に確認したいのが家や土地の名義です。

「父の家だと思っていたら祖父名義のままだった」

というケースも珍しくありません。

不動産登記簿を確認し、

  • 土地の所有者
  • 建物の所有者
  • 共有名義の有無

を把握しておきましょう。


② 相続人を確認する

親が亡くなられている場合は、相続人が誰になるのか確認が必要です。

兄弟姉妹がいる場合は、

  • 売却するのか
  • 残すのか
  • 管理するのか

について事前に話し合っておくことが大切です。

後から意見が食い違うと、実家じまいが進まなくなることがあります。


③ 家の中の家財量を把握する

実家じまいで想像以上に大変なのが家財整理です。

長年暮らしてきた家には、

  • 家具
  • 家電
  • 衣類
  • 写真
  • 書類
  • 仏壇
  • 思い出の品

などが大量に残されています。

まずは家の中を一通り見て、どのくらいの量があるのか確認してみましょう。


④ 捨ててはいけない書類を探す

片付けを始める前に、重要書類を探しておきましょう。

例えば、

  • 権利証
  • 登記識別情報
  • 固定資産税通知書
  • 保険証券
  • 通帳
  • 年金関係書類
  • 遺言書

などです。

これらを誤って処分してしまうと、後の手続きが大変になります。


⑤ 今後どうするか方向性を決める

実家じまいといっても選択肢は一つではありません。

  • 売却する
  • 賃貸に出す
  • 空き家として管理する
  • 解体する
  • 親族が住む

それぞれ費用や手続きが異なります。

まずは大まかな方向性を考えてみましょう。


⑥ 空き家の状態を確認する

誰も住まなくなった家は急速に傷みます。

特に確認したいのは、

  • 雨漏り
  • 外壁の傷み
  • シロアリ被害
  • 草木の繁殖
  • 給排水設備

などです。

状態によっては早めの対応が必要になる場合があります。


⑦ 一人で抱え込まない

実家じまいは精神的にも体力的にも負担が大きい作業です。

特に遠方に住んでいる場合は、

  • 実家への移動
  • 家財整理
  • 草刈り
  • 売却準備

などをすべて行うのは簡単ではありません。

必要に応じて専門家へ相談することで、負担を大きく減らすことができます。


実家じまいは「確認」から始めましょう

実家じまいというと、片付けや処分をイメージされる方が多いかもしれません。

しかし実際には、

「まず現状を確認すること」

が最も重要です。

家の状況や家族の意向を整理しておくことで、その後の手続きがスムーズになります。

焦らず、一つずつ進めていきましょう。


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「何から始めればいいかわからない」

そんな方もお気軽にご相談ください。


次回予告

実家じまいの教科書【第3回】

「実家じまいにかかる費用はいくら?知っておきたい費用の内訳」